母子家庭の支援制度一覧
ひとり親家庭の支援について。
母子家庭の母・父子家庭の父や低所得世帯の支援制度、母子家庭・父子家庭の子供に対する支援制度についての一覧です。
母子家庭の母(父子家庭の父)などの就職支援制度
<給付金>
◆自立支援教育訓練給付金事業
・・「母子家庭の母」などが、就職につなげる能力開発のために教育訓練講座を受講し、修了した方への支援制度です。
◆高等職業訓練促進給付金等事業
・・就職に有利となる専門的な資格を取得する為に養成機関で修業している方への「修業期間中」と「修了後」に給付金を支給する制度です。
<貸付金>
◆高等職業訓練促進資金貸付制度
・・『高等職業訓練促進給付金事業』を活用して、資格を取得を目指す「母子家庭の母など」向けの貸付制度。
母子家庭等の支援制度
<手当>
◆児童扶養手当
・・母子家庭などのひとり親家庭の生活の安定と自立を促進することを目的として、地方自治体から支給される手当です。
<助成金>
◆ひとり親家庭等医療費助成制度
・・母子家庭などのひとり親家庭の健康保険診療での医療費の自己負担分を助成する制度です。
<貸付金・奨学金>
◆母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
・・母子家庭等の生活自立の為や子どもの教育資金の為の公的貸付制度で、12種類あります。
◆修学資金貸付・奨学金制度
・・『母子父子寡婦福祉資金制度』の内の「修学資金」「就学支度資金」は母子家庭等の子の高校・大学などに進学する際に借りられる貸付金制度。
母子家庭等の支援施設
◆母子生活支援施設
・・18歳未満の子どもを養育している母子家庭などが利用できる施設で、生活の安定のための相談や援助を行いながら自立を支援します。DVなどの被害者の一時保護も行っています。
ひとり親家庭でなくても受けられる制度
母子家庭、父子家庭、そうでない家庭も受けられる制度です。
◆児童手当
・・0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。
◇児童手当 2024年10月からの変更点まとめ
◆就学援助(給食費・学用品などの援助)
・・経済的な理由により小学校・中学校での学習に必要な費用(給食費や学用品代、修学旅行費など)の支払いに困っている方に自治体が費用の一を援助する制度です。
◆就学援助(入学準備金)の入学前支給
・・小学校や中学校に入学するための準備が経済的に苦しい家庭には入学前に就学援助の入学準備金を市から受けることができます。
◆高等学校等就学支援金制度(高校就学支援金)(国の制度)
・・世帯の市町村民税所得割額が一定額未満である世帯が支給対象です。
◆私立高校の就学支援金(国)と授業料軽減(地方自治体)
・・私立高等学校授業料等の負担軽減で、国の「高等学校等就学支援金・加算支給」と自治体の「授業料軽減」があります。
◆高校生等奨学給付金制度
・・生活保護受給世帯、又は、市町村民税所得割額非課税世帯に対して、高校生の授業以外に必要な経費の支援行うために支給されるもの。
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◆「ひとり親控除」「寡婦控除」とは~令和5年分年末調整・確定申告は未婚シングルマザーも控除対象です
【参考】
◆令和元年(2019年)までの年末調整の「寡婦控除」と「寡婦」「特別の寡婦」とは
◆「ひとり親控除」「寡婦控除」とは~2020年分年末調整・確定申告から未婚シングルマザーも控除対象に!
◆幼稚園・保育園無償化・2019年10月から~幼保無償化法案
◆『児童扶養手当』の支給が年6回払いになります !2019年4月からの支払いスケジュール